当協会の取り組み

第3回大韓民間調査協会 日本探偵教育実務研修会実施報告

■開催:平成28年12月15日(木)~17日(土)3日間

 (一社)日本調査業協会の会議室に於いて、韓国の探偵業者10名様を迎え、平成28年
12月15日~17日(3日間)に亘り研修会を実施致しました。サポート出席者として、高橋顧問(元日調協会長)、日調協大藤副会長、日調協坂口理事、日調協岡理事が参加、実習研修では、(一社)東京都調査業協会加盟員の金澤氏、傳田氏の協力を得て実施しました。
 今回3回目の研修会を開催できましたのも、菊池会長を始め榎本専務及び事務局員、また毎回通訳をお願いしています大韓民間調査協会・副会長のキム・ソンド氏のご令嬢キム・ヘジンさんのご協力があったからと、紙面をお借りしまして御礼を申し上げます。カムサハムニダ(캄사함니다)
 今回の研修会では、前回に続いて韓国の元警察の署長も駆けつけてくださり、新たに元陸軍大尉や日本語講師等の方々がご参加され、比較的若い世代で多くの質問等があり有意義に過ごして頂けた様子に、講師陣も満足感を覚えました。研修会の講義内容と致しまして、次のとおり進めました。
1日目.探偵総論・歴史・現状日本の探偵業法、行方調査、企業見学(日調協顧問高橋氏の会社)。
夕方から、日韓の関係者と歓迎食事会。
2日目.信用調査、尾行張り込み調査、尾行張り込みの実習。
3日目.終了試験、修了証授与。
そして、お別れ会。
以上の講義や実習で、三日間の研修を無事に終了致しました。特に実習では、当協会事務局ビルから秋葉原周辺を30分位、ターゲットを歩きで追いかけながら、又は張り込みをしながら、ベテラン探偵が韓国の研修生方に指導させていただきました。
尾行の技術を伝授しつつ、迷子にならないようにも配慮しながら、実技講習は終了致しました。参加者からは、「ドキドキ・ハラハラしながらも、とても楽しかった」と、惜別の念で帰国されました。